振興ビジョン策定について(2)アンケート調査①

◆振興ビジョン策定では、国勢調査や農業センサス、各種統計、関連政策資料などを踏まえて情勢を整理するとともに、農家等を対象としたアンケート・ヒアリング調査なども行います。このうちアンケート調査では、認定農業者や新規就農者などの担い手とともに、一般農家や日本型直接支払の地区代表等も対象に行います。また、市民や食品関連企業、場合によっては農業高校の生徒さんを対象に調査を行うこともあります。認定農業者等は悉皆(全数)調査が基本ですが、一般農家等ではサンプリング(標本抽出)なので、調査票の配布数をどれくらいにするかが問題になります。基本的には、クロス集計をイメージして設定することが多いのですが、例えば、年代でクロス分析する場合、選択肢は①10代、②20代、・・・⑧80代以上となり、全部で8つのカテゴリー(選択肢)に対して20の回答を確保するようにします。これくらいの数があれば経験的にクロス集計(グラフ)から傾向が読み取りやすくなります。(一方のカテゴリー数にもよりますが・・・)

◆このケースでは、8カテゴリー×20サンプル=160サンプルを回収すれば良いことになります。但し、各カテゴリーにつき20サンプルを均等に回収できるとは限らないので、ザックリ1.5倍の240サンプルを回収の目標にします。あとは、いくら配布するかということですが、回収率40%とすると、240÷0.4=600件が配布数となります。但し、回収率は配布回収の方法(郵送など)、対象者、配布時期、発送用封筒が自治体のものかどうか、によっても異なってきます。

◆これまで、2万件以上のサンプルを回収、分析していますが、設問の作り方、ボリューム、実施方法など色々と工夫し、できるだけ回答率が高くなるよう、また、未記入などがないよう心掛けて行っています。